キックボクシングでスポーツ安全保険に入るメリット(アキレス腱断裂した際の実例付きで紹介)

スポーツ安全保険とは




この記事ではスポーツ安全保険のメリットと入会金、アキレス腱断裂の治療にかかった費用について解説しています。最後まで読むことでジムのトレーニング中に怪我をした時にどのような保険や支払いが受けられるのか理解できます。 また私が実際に受けた手術、入院の内容やリハビリ中に便利だった道具についても記事後半に書いています。

キックボクシングを始める時に保険加入を勧められたけどよく分からなかった…。入会したけど怪我をした時の申請方法が分からない。実際どのくらい保険でお金がもらえるの?と言った疑問に答えています。

私自身もジムでトレーニングをしてる際にアキレス腱を断裂してしまい、その際にスポーツ安全保険を利用しました。入院、手術が必要だったため医療費は非常に高額になりました…。ですがスポーツ安全保険に加入していたため医療費の一部を保険金で支払うことができ非常に助かりました。

怪我をした際に少しでも金銭的に安心できるようこの記事を参考にしてください!

スポーツ安全保険の制度と加入金額

※こちらはスポーツ安全保険の団体保険に基づいて記述しています。最新の情報は公共財団法人スポーツ安全協会のHPまたは所属しているジムの担当者にご確認ください。

スポーツ安全保険とは公共財団法人スポーツ安全協会が提供している団体保険です。個人ではなく所属でしているジムが加入していて加入金を支払う事で団体保険に加入できます。保険の制度としては傷害保険、賠償責任保険、突然死葬祭費用保険があり、自分の怪我以外の保証も含まれています。
細かい保険内容については加入されているジムによっても異なりますが、公益財団法人スポーツ安全協会のHPでも確認できますので下記リンクを参照してください。

公共財団法人スポーツ安全協会のリンクはこちらから

大人と子ども (中学生以下)、加入区分で金額が分かれますが、私が通っているキックボクシングでは大人は1,850円/年で加入することができました (月当たり約150円ほど)。

令和5年度 (2023年) スポーツ安全保険あらましより
https://www.sportsanzen.org/aramashi/anzen_aramashi/index_h5.html#3

また、スポーツ安全保険は年度ごとに再加入が必要です!年度は4/1~翌年の3/31までの期間で年度末が近づいたタイミングで再度加入すると忘れず更新できます。
余談ですが、保険の更新を忘れた方で4月初旬に怪我をする方を何人も見ていますので年度が切り替わる前に更新することがおすすめです。

実際に受けられた保険の内容 (キックボクシング中のアキレス腱断裂)

ここからは実際にキックボクシング中に怪我をして保険を利用した私の実体験を例に
してどのくらいの保証が受けれたのか解説していきます。
※こちらは2022年度の保険内容となっており最新の保険内容と異なる場合がございます。
まず初めに治療にかかった費用と保険で受け取れた金額をお見せします。

治療費
救急外来10,220
入院費 (5日)51,408
手術費60,771
リハビリテーション費 (21日)8,370
治療用装具費62.063
合計192,832
※金額は3割負担で実際に支払った金額です
スポーツ安全保険で受け取れた金額
傷害入院保険金 (5日)20,000
傷害手術保険金40,000
傷害通院保険金 (21日)31,500
合計91,500
高額医療費制度などで還付された金額
高額医療費負担制度53,138
治療用装具費43,444
合計96,583
※治療用装具は一度全額を支払い、後日手続きすることで3割負担分を除いた7割

差し引きすると最終的な支払い金額は4,749円でした。

最終的に5,000円弱の出費となりましたが、スポーツ安全保険に加入していなければ自己負担額は100,000円を超えていました…

私も怪我するまではスポーツ安全保険に加入してもあまり意味が無いかなーと思っていましたがいざ怪我をした際に入っていて本当に良かったと感じました。
加入してみたいけど方法が分からないかたはぜひ一度所属しているジムのトレーナーさんにご相談ください!

アキレス腱断裂中の入院、通院中に便利だった物【ギプスシューズ】

ここからはアキレス腱断裂中の生活とその時に役に立ったギプスシューズについて解説していきます。

アキレス腱断裂の手術をして退院後1〜2週間は松葉杖生活で生活をしていました。
治療用装具ができてからは両足で歩けるようになりました。治療用装具は室内でも使用するため外出する際は装具用の靴 (サンダル)が必要となります。

病院で装具用の靴を販売している場合もありますが値段が割と高く、私はネットで装具用のサンダルを購入しました。

参考までに使用したサンダルがこちらです。

ファーストレイト ギプスシューズ

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ファーストレイト ギプスシューズ

病院で勧められたギプスシューズは3,000~5,000円で怪我が治ってから使用する機会が無いな〜と思いギプスシューズで調べたところ割安な物がありました!
私が購入したのは先ほどのサンダルタイプで値段も1500円ほどと病院で勧められたギプスシューズよりも安価でした。実際に履いていみても履きづらさや違和感はありませんでした。
ただ欠点として早歩きや走ろうとするとマジックテープが外れやすいので治りかけの時期はもどかしいかもしれません(笑)。雨の日もサンダルのため足元が濡れやすいです。
通勤などで使用する方でデザインも少しこだわりたい方はシューズタイプの物もあるのでそちらもおすすめです!

ギブスシューズ 介護シューズ 骨折サンダル 両足兼用 ギプスシューズ 介護シューズ 足関節装具 片足1足 左右兼用

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デザイン性を求めると少し値段も上がり、2000以上かかってしまいますので病院で購入する物と値段が変わらなくなるかもしれませんね。病院で勧められたギプスシューズのデザインがどうしても趣味に合わない場合などにご検討ください!

注意点ですが自分の足のサイズではなく、ギプスの全長でサイズを選んでください!ギプスの分だけ足回りが大きくなるので男性の場合は26〜28cmなど大きめのサイズがおすすめです。大きい場合はマジックテープなどで固定することで上手く履くことができますが小さいサイズを無理やり履くと転倒の危険もあるため注意が必要です。
ぜひ自分のサイズにあったギプスシューズを着用してください!

【補足】部屋用に少し大きめのスリッパを買うのもおすすめです。家の中を装具で歩くと床にコツコツと当たり床の傷や騒音が少し気になりました…
賃貸にお住まいの方などは装具で床を傷つけないように装具の上からでも履ける少し大きめのスリッパを購入してストレスを軽減しましょう!

大きい コットン スリッパ (約28cm ~ 30cm対応)

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【まとめ:スポーツ安全保険はメリットの方が大きい】

スポーツ安全保険の内容とメリット、実際に保険を使用した際の受け取り金額についてイメージが掴めましたでしょうか?

運動しているとどうしても日常生活よりも怪我をする可能性が高くなってしまいます。保険は可能性は低くても、いざ発生した時に大きい負担が起こる事に備えるためのものです。ぜひスポーツ安全保険への加入をご検討ください!

キックボクシングで起こりやすい怪我の予防に役立つ情報についてもまとめていますのでこちらもぜひ参照してください。

【初心者向け】キックボクシングの練習中に起こりやすい怪我と予防に役立つケア用品
【まずは2つ揃えればOK】キックボクシング初心者が揃えたい道具10選と価格帯

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